いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
福井県の社会保険労務士 島田知明です。

タイトルからピンときた方もいるのではないでしょうか?

「失敗の本質」 中公文庫 1991年8月10日 初版発行
のことです。

今年のお盆に祖父のお墓参りをしたとき、
「そういえば、祖父の口から戦争のことを聴いたことがないな」
と興味を持ち読んでみました。

まずビックリしたのが、
サントリーの新浪社長など、
名立たる経営者が推奨していたことです。

「戦争の分析本なのに何故?」と思い、
読み進めていくなかで学ばしていただきました。

特に、
戦争という「人の命」がかかっている状況で、

  • 情緒的な判断が優先されていたこと
  • 根性論が優先されていたこと

です。

私のイメージでは、
日本が「緻密な戦略や分析」をしても、
アメリカがとる戦法には勝てなかった。
と思っていたのですが現実は違ったようです。

読み込むとまた違う印象を持つかもしれませんが、
「自滅」という印象が強く残りました。

戦争と比べる次元は違いますが、
会社経営も「組織」で動いています。

「組織」を乱す行為が、
どうなるのかを気づかせてくる良書です。

ご興味を持たれましたら、
ご一読をオススメ致します。

ブログのご一読ありがとうございました。

The following two tabs change content below.

社会保険労務士・人事労務コンサルタント 島田知明

1985年 福井県大野市生まれ。福井県立大学経済学部卒。卒業後、地元金融機関に勤務し、所属する支店の全店第2位の成績に貢献、チームワークの重要性を体験。「人の成長」に魅力を感じ、専門家である社会保険労務士合格を志し退社。1年3ヶ月間の無職無収入、派遣社員を経て、大手社労士事務所に8年間勤務し1万件を超える人事労務対応を経験。「社員と会社が互いを尊重し、成長できる環境の実現」を理念に掲げ2019年8月開業。

最新記事 by 社会保険労務士・人事労務コンサルタント 島田知明 (全て見る)