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福井県の社会保険労務士 島田知明です。

先日、
厚生労働省の労働政策審議会労働政策基本部会から
労働政策審議会労働政策基本部会報告書~働く人がAI等の新技術を主体的に活かし、豊かな将来を実現するために~
という報告書が公開されました。

労働政策審議会労働政策基本部会報告書 概要

AIの世界的な進歩と人生100年時代における職業生涯における
「仕事の在り方」について記載されています。
資料によると推計ではありますが、
事務職の過剰、専門職の不足も予想されています。

今後は、
「事務職だから…」と業務に壁を作ってしまと時代に取り残されそうですね。
(私も社労士だから…とならないよう気を付けます!)

労働市場の活性化策として下記の事項も進められています。

  • 兼業・副業の促進
  • 解雇の金銭解決導入(労働組合等の反対で不透明ではありますが、、、)
  • 起業応援
  • 外国人就労者の呼び込み
  • 高齢者活用

今回の報告書では、「AIとの協働」が追加されました。
働き方改革がドンドン進んでいますね。

改革のスピードに付いていけない従業員も今後増加すると予想され、
労務トラブルも急増が見込まれます。

「働き方改革」への取り組みは、
会社側だけでなく「従業員こそ主体的に取り組む必要がある」ことを発信していきたいと思います。

ご一読ありがとうございました。

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社会保険労務士・人事労務コンサルタント 島田知明

1985年 福井県大野市生まれ。福井県立大学経済学部卒。卒業後、地元金融機関に勤務し、所属する支店の全店第2位の成績に貢献、チームワークの重要性を体験。「人の成長」に魅力を感じ、専門家である社会保険労務士合格を志し退社。1年3ヶ月間の無職無収入、派遣社員を経て、大手社労士事務所に8年間勤務し1万件を超える人事労務対応を経験。「社員と会社が互いを尊重し、成長できる環境の実現」を理念に掲げ2019年8月開業。

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