いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
福井県の社会保険労務士 島田知明です。

今年の4月に施行された働き方改革関連法によって、
「長時間労働の是正」や「年次有給休暇の義務化」への対応が求められています。

法改正への対応と人手不足のなか、
生産性を高める取り組みの重要性が増しています。

帝国データバンクで
人手不足に対する企業の動向調査(2019年7月)
が行われました。

大企業から小規模企業まで調査されているのですが、
調査結果を見ると、ここ3年間の人手不足感に大きな変化がありません。

「あれ?あんなに人手不足と騒がれているのに・・・」(バブル時より有効求人倍率が高い状況です)
と思ったのですが、

会社が「受注制限をかけている」ため、
人手不足感に大きな変化がみられないのでは?
と推測しています。(他の視点がありましたら是非、ご教授下さい^^)

ニュースや新聞で耳にされているとおり、
特に人手不足が深刻なのは、

  • 情報サービス
  • 旅館・ホテル
  • ビルメンテナンス
  • 運送
  • 飲食店

AIへの代替えが難しく、マンパワーが必要な業種が多いですね。

求職者から選んでもうらえるよう、
今いる従業員が定着してくれるよう、
魅力的な企業作りが求められているな気がします。

何かの気づきになれば幸いです。
ご一読ありがとうございました。

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社会保険労務士・人事労務コンサルタント 島田知明

1985年 福井県大野市生まれ。福井県立大学経済学部卒。卒業後、地元金融機関に勤務し、所属する支店の全店第2位の成績に貢献、チームワークの重要性を体験。「人の成長」に魅力を感じ、専門家である社会保険労務士合格を志し退社。1年3ヶ月間の無職無収入、派遣社員を経て、大手社労士事務所に8年間勤務し1万件を超える人事労務対応を経験。「社員と会社が互いを尊重し、成長できる環境の実現」を理念に掲げ2019年8月開業。

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