いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
福井県の社会保険労務士 島田知明です。
「単価を上げる」
消費税10%を目前にして反感を買いそうなタイトルでしようか(汗)
国が進めている「働き方改革」は、
労働人口が減少していくなか、生産性を高めていくことを目指しています。
日本の就業者1人当たりの労働生産性は、
1980年から全世界の10位に入っていません。
1位から10位は、ルクセンブルク、アメリカ、ベルギー、ノルウェー、イタリアなどのヨーロッパが中心で、
日本は20位です。
公益財団法人 日本生産性本部
労働生産性の国際比較
G7と言われている先進国が、上位を独占しているわけではありません。
労働生産性の計算式は、
アウトプット(付加価値または生産量)÷インプット(労働者数または労働者数×労働時間)で求められます。
皆様の周囲で「人員は増やせない」、「効率よく働け」、「無駄を減らせ」という言葉を耳にしませんか?
(法規制のメスが入っている影響もありますが)
労働生産性の計算式に当てはめると全部【労働時間】です。
経営者や現場で働く従業員は、必死になって効率化を図っていますが限界があります。(インプット減少への取組み)
日本は「薄利多売」という発想が多く、
「良いものを高く売る」という単価アップへの発想も必要ですよね。(アウトプット増加への取組み)
もちろん、
元請下請けの関係など色々な事情があると思いますが、バランスは必要です。
【できることから取り組む】
当事務所も
「お客様にご納得頂けるような高サービス」を「単価を上げてご提供」
できるよう精進致します。
ご一読ありがとうございました。
社会保険労務士・人事労務コンサルタント 島田知明
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