いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
福井県の社会保険労務士の島田知明です。

「労務に関係する知識を、どう現場に落とし込むか知恵が出てこない」
という経験は無いでしょうか?

仕事上、
「お客様の取組み」や「他社事例」に触れさせていただいております。

共通しているのは「試行錯誤の連続」だと感じています。

もちろん、
企業として「あるべき姿」が一瞬で完成することもあるかもしれません。

ただ、
労務には「人の感情」がついてくるため
難しいことが多いのではないでしょうか。

考え方のヒントになるのでは?!
と感じていることは、
【従業員とのコミュニケーション(会話)です】

ど真ん中ですが、理由としては

  • 管理職と一般社員の考え方のズレを認識する
  • 持っている知識や情報量の差を認識する
  • お互いの働く目的を認識する
  • お互いに当事者意識を持つ

ことが重要だと思います。

例えば、
残業時間削減として仕入れた知識を現場で活用するため、
会社側(管理職)だけで考えたコトを一般社員へ伝えると、
「ま~た、上が変なことを言ってきたぞ」
「現場のコトも知らないのに・・・」
と協力を得られない可能性が高いですね。

誤解を招かないためにお伝えしますが、
一般社員に「すべての情報」を降ろす必要はありません。

経営上重要なコトは「伝えれない」と「はっきり伝える」ことが大事です。

変に隠そう隠そうとするので、トラブルの元になります。

企業も社員も縁があって一緒に働く仲間です。
本音で話合いぶつかり合っていくなかで、
知識が知恵になっていくのではないかと思います。

抽象的ですが何かの気づきになれば幸いです。

ご一読ありがとうございました。

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社会保険労務士・人事労務コンサルタント 島田知明

1985年 福井県大野市生まれ。福井県立大学経済学部卒。卒業後、地元金融機関に勤務し、所属する支店の全店第2位の成績に貢献、チームワークの重要性を体験。「人の成長」に魅力を感じ、専門家である社会保険労務士合格を志し退社。1年3ヶ月間の無職無収入、派遣社員を経て、大手社労士事務所に8年間勤務し1万件を超える人事労務対応を経験。「社員と会社が互いを尊重し、成長できる環境の実現」を理念に掲げ2019年8月開業。

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