いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
福井県の社会保険労務士 島田知明です。
今朝(10/24)の福井新聞で、
264事業所中119事業所で違法残業が認められたとの記事がありました。
監督署が行う行政指導や勧告は、
健康障害防止措置違反や賃金の未払いと多岐にわたります。
今回の公表結果では、
監督指導をうけた企業別規模でみると、
従業員99人以下で全体の61%を占めています。
業種別では、建設業・運輸交通業・製造業・製造業・商業の順で違法状態が認められました。
監督署の調査傾向としては、
以前の記事「労働基準監督署の定期監督」をご参照ください。
私感ではありますが、
特に中小企業単独で改善に取り組むには限界があると考えています。
是非、
- 福井県社会保険労務士会
- 働き方改革推進支援センター
- 商工会議所
- 業界団体
- 監督署
にご相談して少しずつでも改善して頂きたいと思います。
たまに勘違いをされている方がいらっしゃるのですが、
監督署は指導や勧告をするだけではありません。
企業の改善にも適切なアドバイスをしてくれますよ。
どんなに小さなことでも、
できること・取り組めることから少しずつ進めていきましょう!
ご一読ありがとうございました。
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社会保険労務士・人事労務コンサルタント 島田知明
1985年 福井県大野市生まれ。福井県立大学経済学部卒。卒業後、地元金融機関に勤務し、所属する支店の全店第2位の成績に貢献、チームワークの重要性を体験。「人の成長」に魅力を感じ、専門家である社会保険労務士合格を志し退社。1年3ヶ月間の無職無収入、派遣社員を経て、大手社労士事務所に8年間勤務し1万件を超える人事労務対応を経験。「社員と会社が互いを尊重し、成長できる環境の実現」を理念に掲げ2019年8月開業。
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